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手倉森監督「しびれる試合」も采配ハマッた!交代選手が千金弾 

[ 2016年1月23日 01:20 ]

<日本・イラン>後半、イレブンに指示出す手倉森監督

U―23アジア選手権準々決勝 日本3―0イラン

(1月22日 カタール・ドーハ)
 予告通りの“しびれる試合”だった。負ければリオ五輪への道が経たれる準々決勝は、前後半の90分を終わって両チームとも得点がなく、延長戦に突入。結果的には3―0で勝利となったが、どちらに転んでもおかしくない展開に手倉森監督「本当にしびれましたね。硬かったかな、お互いに。力が入っていた」と苦笑いで試合を振り返った。

 この日も采配が冴えた。0―0の後半37分に浅野、同43分に豊川を投入し、イランに傾いていた流れを引き寄せると、延長前半5分には、その豊川が値千金の先制弾。これで勢いづいた日本は延長後半に中島の2ゴールで一気にイランを突き放した。

 「延長は覚悟していた。選手たちが辛抱強く戦ったね。持久戦になれば、日本のほうがコンディションがいいので、いけるかなと思っていた」

 この年代がこれまで阻まれ続けてきた準々決勝の壁をついに突破。26日の準決勝に勝てば、6大会連続の五輪出場が決まる。指揮官は「益々しびれる試合になる。今までも勝利を目指してやってきた。これを続けるしかない」と言い切った。

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2016年1月23日のニュース