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東福岡 17大会ぶり3度目V、史上6校目の夏冬2冠 久我山に5発圧勝

[ 2016年1月11日 15:59 ]

<東福岡・国学院久我山>優勝した中村(右)ら東福岡イレブンは喜びを爆発させる

第94回全国高校サッカー選手権決勝 東福岡5―0国学院久我山

(1月11日 埼玉スタジアム)
 第94回全国高校サッカー選手権は11日、埼玉スタジアムで決勝が行われ、東福岡―国学院久我山(東京A)が対戦、東福岡が5―0で勝ち17大会ぶり3度目の優勝を飾った。同校は夏の全国高校総体も制しており、史上6校目の夏冬2冠を達成した。

 試合は開始直後から東福岡が深く攻め込み、2分にはCK、7分にはFW餅山が抜け出してGKと1対1になるなど押し気味に進めた。対する久我山もカウンターを仕掛けて果敢な攻めを見せ一進一退の序盤となった。15分を過ぎると東福岡の攻勢が目立ち始めるが、久我山も1年生GK平田を中心とした粘り強い守備で対抗した。

 均衡が破れたのは36分、左サイドからの横パスを右に走ったMF三宅が受け、冷静にゴール右に流し込んで先制した。この後も東福岡が攻勢を仕掛けるが、久我山がしのいで1―0で折り返した。

 後半開始直後の3分、東福岡が得たゴール正面のFKを主将のMF中村が直接左隅に決めると、22分にFW餅山、25分にMF藤川、35分に再びMF中村のゴールでさらに大きくリードを広げた。久我山は細かいパス回しで局面打開を図るものの東福岡守備陣を崩せず、少ない好機を生かせなかった。

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