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C大阪が鹿島・山村獲得へ 新たなリーダー役としても期待

[ 2016年1月11日 05:30 ]

鹿島の山村和也

 J2C大阪が鹿島DF山村和也(26)を完全移籍で獲得することが10日、確実となった。広島など複数クラブが獲得に動く中、争奪戦を制し、近日中に正式発表できる見込みという。

 今オフに日本代表MF山口がドイツ1部ハノーバー、DF染谷がJ2京都へ移籍した。ボランチはMFソウザを期限付きで獲得するも、山村はセンターバックでもボランチでもプレーが可能。大熊監督の起用法に幅を持たせることができる。J1昇格プレーオフ決勝の福岡戦で先発したMF橋本は36歳、DF茂庭は34歳とベテランの域に入っており、ロンドン五輪代表で主将を務めるなど人柄も高く評価されている山村には、新たなリーダーとしての役割も期待される。攻撃陣では元日本代表FW柿谷(バーゼル)らを獲得しており、昇格への戦力は整いつつある。

 ◆山村 和也(やまむら・かずや)1989年(平元)12月2日、長崎県長崎市生まれの26歳。国見高―流経大を経て12年に鹿島入団。10年アジア杯予選カタール戦でA代表デビューし、W杯南ア大会はサポートメンバーで選出。12年ロンドン五輪出場。1メートル86、80キロ。

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2016年1月11日のニュース