×

バレー部に続け!東福岡 餅山得点王&2冠獲りだ

[ 2016年1月11日 05:30 ]

シュートを放つ餅山(中)

第94回全国高校サッカー決勝 東福岡―国学院久我山

(1月11日 埼スタ)
 史上6校目の夏冬2冠と17年ぶり3度目の優勝を目指す東福岡は、埼玉スタジアムのサブグラウンドで最終調整を行った。準決勝の翌日にもかかわらず約2時間しっかりと汗を流したが、中でも念入りに行ったのがセットプレー。1メートル84の長身FW餅山は「セットプレーで点を決めたら、凄く楽になる。いい形で来ているので、決勝でも決めたい」と意気込んだ。

 2回戦の新潟明訓戦でハットトリックを決め、得点ランクトップの村上(帝京三)とは2点差。「得点王は正直、意識しています」とチームの勝利を優先しつつ、優勝と得点王の2冠もしっかりと視野に入れている。決勝で対戦する国学院久我山のDFラインの平均身長は1メートル71・3と小柄。フィールドプレーヤーで最も高いMF知久でも1メートル76だ。餅山の高さは相手にとっては脅威となるはずだ。この日はバレーボール部が「春高バレー」で連覇を達成。ひと足先に全国の頂点に立った。サッカー部も負けじとバレーボール部との2冠を狙う。

続きを表示

2016年1月11日のニュース