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現役引退の啓太が新ビジネス 腸内フローラ解析事業立ち上げ

[ 2016年1月11日 05:30 ]

浦和レッズでの思い出を語る鈴木

 昨季限りで現役を引退した浦和の元日本代表MF鈴木啓太(34)が新ビジネスの世界に“転身”する。10日にさいたま市内で会見し、注目の第二の人生について「昨年から腸内フローラの解析の事業を立ち上げました」と明かした。腸内の微生物群集を指す腸内フローラは、それらの出す化学物質が健康などに大きな影響を与えるとされ、近年、病気予防、免疫力向上などの観点から注目されている。今後はピッチの外側から選手のコンディション面に役立ちたいという。

 もちろん「浦和レッズとは今後も関わりあっていきたい」と“浦和の男”であることは不変。クラブ側ではアンバサダー的な役職のオファーなどを準備する方針で、また、浦和一筋16年、黄金期を支えた功績を称え引退試合の計画も浮上した。ただ、指導者については「なりたいか?と言われればYESではない。どちらかと言えば浦和レッズの社長の方が興味ある」と話し笑わせた。鈴木が背負った背番「13」は成長著しいMF高木が受け継ぐ見込みという。

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2016年1月11日のニュース