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青森山田、鳴海先制ヘッドも…ロスタイムの女神スルリ

[ 2016年1月10日 05:30 ]

<青森山田・国学院久我山>流血しながらプレーした北城

第94回全国高校サッカー準決勝 青森山田1―2国学院久我山

(1月9日 埼スタ)
さを痛感した」。勝利の女神に翻弄(ほんろう)され09年以来の決勝進出を逃した。

 最後はロスタイムに泣いた。青森山田は1―1の後半48分に左CKのこぼれ球から失点。前半17分に原山のロングスローから鳴海のヘッドで先制する狙い通りの展開だったが、逆転負けした。

 1回戦の大社戦は終了間際に決勝弾。3回戦の桐光学園戦はロスタイムの2得点で、PK戦の末に勝利。黒田監督は「ロスタイムで2試合拾い、今回はロスタイムでやられた。勝負の難しさを痛感した」。勝利の女神に翻弄(ほんろう)され09年以来の決勝進出を逃した。

 前半2分に北城主将が額を蹴られて流血。応急処置を施して何とか90分を戦い抜いた。原山は序盤に左足首を負傷。ハーフタイムに痛み止めを服用しピッチに立ち続けた。嵯峨も左肩を痛めるなど負傷者が続出する中、最後に集中の糸が切れた。

 湘南入りが内定している神谷は両チーム最多6本のシュートを放ったが不発。「これが自分の実力。敗戦を糧に次のステージに進みたい」と前を向いた。

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2016年1月10日のニュース