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広島 J2京都からMF宮吉が完全移籍「悩みに悩んだ末」

[ 2016年1月6日 17:24 ]

 昨季J1年間王者の広島は6日、J2京都からMF宮吉拓実(23)が完全移籍で加入すると発表した。

 滋賀県出身の宮吉は、京都U―15、同U―18を経て2008年10月に当時J1だったトップチームと16歳でプロ契約。U―13、14、15、16、17、19、23と各年代の日本代表選出経験があるが、14年途中にJ2富山へ期限付き移籍したが、15年から京都へ復帰していた。リーグ戦の通算成績はJ1が18試合3得点、J2が137試合28得点。昨季はJ2で33試合4得点だった。

 宮吉は広島を通じ、「このたび、京都サンガF.C.から加入することになりました宮吉拓実です。サンフレッチェ広島という素晴らしいチームの一員になることができ、大変うれしく光栄に思っています。一日も早くチームに馴染み、貢献できるよう精一杯頑張ります。応援よろしくお願いいたします」とコメント。

 京都を通じては、「ジュニアユースの時から11年間お世話になったサンガを離れると決めるのは簡単なことではありませんでした。来シーズンこそはJ1昇格を達成し、サポーターの皆さまと喜びを分かち合いたいと思っていたので、今回の決断に至るまでには本当に悩みました。ただ一方で、いつも優しく温かく包んでいただけるサンガに甘えている自分がいるのも感じない訳ではありませんでした。そのような中、広島からお話をいただき、これからのサッカー人生を考えた時、新しい環境でチャレンジしたいと思う気持ちが強くなりました。J1昇格という結果を残すことができずクラブを離れるのは、非常に心苦しく申し訳ありませんが、悩みに悩んだ末に今回の移籍を決断しました」と決断に至った経緯を説明。

 「これからも一生懸命に努力し、サッカー選手として成長していきたいと思います」と抱負を口にした。

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2016年1月6日のニュース