G大阪、天皇杯連覇! パトリック2発でCS準決勝から浦和を連続撃破

[ 2016年1月2日 05:30 ]

<浦和・G大阪>後半、浦和・槙野はG大阪・阿部と競り合う

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝 G大阪2―1浦和

(1月1日 味スタ)
 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会は1日、東京都調布市の味の素スタジアムで決勝戦が行われ、昨季3冠王者のG大阪が2―1で浦和を下して大会連覇を達成した。G大阪の天皇杯制覇は2大会連続5度目。ともに2位に終わったナビスコ杯、J1リーグ戦の雪辱を果たして今季最後のタイトルをものにした。敗れた浦和は2006年度大会以来9年ぶりの優勝を逃し、9年連続無冠に終わった。

 圧巻の攻撃だった。G大阪は前半32分、センターライン付近でボールを奪うと、1本のパスで裏に抜け出したパトリックがスピードに乗ったドリブル突破から最後は森脇をかわして右足でシュート。これが先制点となると、1―1で迎えた後半8分には遠藤の右CKをパトリックが右足で叩きこんで勝ち越し。当初ファーサイドにいたパトリックが一瞬の動きでマークについていた槙野を振り切り、中央からフリーで放った決勝ゴールだった。

 昨年11月に行われたJリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝の再現となった1戦。同試合では年間勝ち点3位のG大阪が同2位の浦和を破る“下克上”で決勝に進出しており、互いの意地と意地がぶつかり合う決戦は、序盤からアクシデントが続出する波乱の幕開けとなった。

 まずは前半4分、パトリックのシュートを阻止するためスライディングにいった槙野が、味方GK西川のスパイクと接触し、右手のひらから流血。痛みに顔をゆがませ体を震わせた槙野は止血してピッチに戻ったが、前半9分にはG大阪の米倉が右太もも裏を痛めるアクシデントで途中交代を余儀なくされた。G大阪はボランチで先発していた今野が右サイドバックに回り、ボランチには井手口を入れるスクランブル態勢となったが、助っ人の2ゴールで大会連覇を果たした。

 浦和は準決勝で左足を痛めた柏木が欠場。1点を先制された3分後の前半35分にはFW興梠のゴールで1度は追いついた。後半8分にパトリックに2点目を決められた後は、同12分に関根とズラタン、同25分には高木と次々に攻撃的な選手を投入して打開を図ったが、G大阪GK東口の好セーブなどもあって2ゴール目が遠く、9大会ぶりの天皇杯制覇を逃した。

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