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FC東京 W杯2度出場の元日本代表DF駒野獲得「さらなる高みを」

[ 2015年12月30日 17:15 ]

FC東京に完全移籍が決まった駒野

 J1のFC東京は30日、J2磐田から元日本代表DF駒野友一(34)が完全移籍で加入すると発表した。

 和歌山県出身の駒野は、広島ユースから2000年にトップチームへ昇格。08年から当時J1の磐田へ完全移籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が361試合18得点、J2が87試合4得点。今季はJ2で29試合1得点だった。左右ともにできる貴重なサイドバックとして、04年アテネ五輪、06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会、10年W杯南アフリカ大会に出場するなど、日本代表として国際Aマッチ78試合に出場(1得点)している。

 FC東京では、正確無比なクロスでアシストを量産してきた左サイドバックのDF太田宏介(28)がオランダ1部リーグのフィテッセへ完全移籍することが決まっており、経験豊富な駒野獲得となった。

 駒野はFC東京を通じ、「このたび、FC東京に加入させていただきます、駒野友一です。城福監督のもと、さらなる高みを目指すため、FC東京に移籍を決めました。サポーターのみなさんに認めていただけるように頑張ります。これからよろしくお願いします」とコメント。

 8年間在籍した磐田を通じては、「8年間、ジュビロ磐田の駒野友一を応援していただき、ありがとうございました。嬉しい時も辛い時もジュビロサポーターの皆さんに支えて頂きました。サポーターの皆さんの声援のおかげで、ジュビロ磐田で歩んでこられました。そして、ジュビロ磐田スタッフの方々には、大変お世話になりました。言い尽くせないほどの感謝があります。今回の決断、自分の中でもたくさんの葛藤がありましたが、更なる自分の成長を考え、わがままを通させて頂くことを選ばせて頂きました。8年間、ジュビロ磐田のユニホームを着て、ヤマハスタジアムで試合できたことを誇りに思います。これからもジュビロ磐田は自分にとって、特別なチームです。ありがとうございました」と談話を発表している。

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2015年12月30日のニュース