宇佐美、CS決勝で敗れた広島撃破に「借りを返したいと思っていた」

[ 2015年12月29日 17:21 ]

<G大阪・広島>前半7分、G大阪の宇佐美が先制ゴールを決める

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝 G大阪3―0広島

(12月29日 ヤンマー)
 G大阪の日本代表FW宇佐美貴史(23)が2試合連続4ゴールの驚異的活躍で、チームを2年連続の天皇杯決勝へと導いた。

 前半7分、倉田の右クロスをパトリックが頭で落としたボールをペナルティーエリア手前左から左足で決めて先制点をもぎ取ると、後半29分には倉田の突破からつないだ長沢のパスを左足で再びゴール右隅に叩きこんだ。

 準決勝で対戦した広島は、今年のJリーグチャンピオンシップ(CS)決勝で敗れた相手。宇佐美は第1戦、第2戦ともに無得点に終わり、エースとしての責任を感じていただけに「悔しい思いをさせられたので、その借りをしっかり返したいと思っていた。そうなって良かったです」と表情ひとつ変えずに言葉を発した。

 宇佐美は9月26日のJ1第2ステージ第12節・柏戦(万博)でゴールして以来3カ月、公式戦のゴールから遠ざかっていたが、クリスマスイブの24日に蘭夫人(24)が第1子となる長女を出産後、初めての試合となった26日の準々決勝・鳥栖戦で復活の2発を決めて勝利に貢献。それから3日後、再び2ゴールで2戦4発の荒稼ぎとなった。「フィニッシュの時に全く慌てていないというか、アイディアもたくさんある。その中でいい選択肢をチョイスできているかなと思います。チームに貢献できて良かった」。エースの風格が完全に戻っていた。

 来年元日に東京・味の素スタジアムで行われる決勝では、準決勝で柏を下した浦和と対戦する。「最後は皆笑顔で勝って終われるようにしたいし、そうなるように僕自身チームに貢献できるようにしたいと思います」。宇佐美がしっかりと連覇を視界にとらえた。

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