×

清水 DF高木純平が契約満了で退団 中学から18年間在籍「心から誇り」

[ 2015年12月29日 15:50 ]

 来季J2へ降格する清水は29日、DF高木純平(33)と来季の契約を締結せず、今季をもって契約満了とすることを決定したと発表した。今年3月から期限付き移籍していた山形からも期限付き移籍期間満了で退団する。

 熊本県熊本市出身の高木はジュニアユースから清水の下部組織育ちで、清水ユースから2001年にトップチームへ昇格。10年7月に札幌へ期限付き移籍し、翌11年には札幌へ完全移籍した。13年には清水へ復帰したが、今年3月に山形へ期限付き移籍し、J1リーグ戦12試合に出場(0得点)した。リーグ戦の通算成績はJ1が147試合5得点、J2が55試合2得点。

 高木は清水を通じ、「ジュニアユース時代から18年間、人生の半分以上をエスパルスで過ごさせていただいたことを、心から誇りに思っています。これまでサポーターの皆さんには、良い時も悪い時もかけて頂いた言葉が一番の支えになりました。文章では上手く伝えることは難しいですが、本当に感謝の気持ちしかありません」とまず感謝。

 続けて「今後はエスパルスを離れることになり、寂しく思いますが、自分としては、出来ればもう少しプレーヤーでいたいと考えています。エスパルスに育てていただいた恩を決して忘れることなく、これからもその誇りを胸に頑張っていきたいと思います。そして、エスパルスの今後の発展を心から願っています。これまで本当にありがとうございました」と現役続行を希望していることを明かした。

続きを表示

2015年12月29日のニュース