×

“チームロンドン五輪”千葉に五輪落選のDF比嘉が加入 関塚監督のもとへ

[ 2015年12月29日 15:49 ]

 J2千葉は29日、J1横浜を退団したDF比嘉祐介(26)が完全移籍で加入すると発表した。

 沖縄県出身の比嘉は、流通経済大柏高、流通経済大を経て2012年に横浜入り。だが、2年間でリーグ戦1試合0得点と出場機会に恵まれず、14年にJ2京都へ期限付き移籍した。京都ではJ2リーグ戦18試合に出場し1得点を挙げ、今季から横浜へ復帰したが、1試合0得点。シーズン後に契約満了で今季限りで退団することが発表されていた。

 比嘉は、大学時代に12年ロンドン五輪のアジア予選メンバーに抜てきされ、主力サイドバックとして五輪切符獲得に貢献。明るい性格で、ムードメーカーとしても抜群の存在感を放った。だが、本大会のメンバーから惜しくも落選。当時の代表監督が、現在千葉で指揮を執る関塚隆監督(55)で、小倉ヘッドコーチ、里内フィジカルコーチ、藤原GKコーチもロンドン五輪スタッフを務めていた関係が加入を後押しした。

 比嘉は千葉を通じ、「ジェフ千葉のファン・サポーターの皆さん、こんにちは。比嘉祐介です。J1復帰という目標に向け、強い覚悟と共に自分の持てるすべてを出し切りたいと思います。1日でも早く皆さんに認めてもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします」とコメント。

 横浜を通じては、「来シーズンからジェフ千葉でプレーすることが決まりました。チームの勝利にはなかなか貢献することが出来ませんでしたが、どんな時も温かい言葉をかけ続けてくれたファン・サポーターの皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。次の舞台でも、自分らしさを忘れずに一生懸命頑張りたいと思います」と談話を発表している。

続きを表示

2015年12月29日のニュース