腎臓結石出た!メッシ決勝復帰意欲「MSN」復活濃厚

[ 2015年12月19日 05:59 ]

バルセロナのメッシ(AP)

クラブW杯決勝 バルセロナ―リバープレート

(12月20日 横浜国際)
 クラブW杯で4年ぶり単独最多3度目の優勝を目指す欧州代表バルセロナは、20日の決勝(横浜国際)で南米代表のリバープレート(アルゼンチン)と対戦する。17日の準決勝・広州恒大(中国)戦を腎臓の痛みを訴え欠場したFWリオネル・メッシ(28)は自身のフェイスブックで決勝での復帰に意欲を示し、スペイン紙では欠場の原因である腎臓結石が体外に出たとも報じられた。また左内転筋負傷から復帰を目指すFWネイマール(23)は決勝で先発する可能性が出てきた。

 結石で欠席はもうごめんだ。激痛に見舞われても、3度目の世界一に懸ける決意は衰えていなかった。メッシは18日にフェイスブックを更新。「チーム全員が素晴らしい仕事をして決勝進出だ」と準決勝で快勝した同僚を称えた上で「僕はどんな試合でも出られないのはとてもつらい。決勝で(チームを)助けるために(体調を)100%に戻したい」と決勝舞台に立つ強い覚悟を記した。

 17日の昼食後に腎臓に痛みを訴えて、準決勝を急きょ欠場。18日のチーム練習も欠席した。クラブは公式には病名を発表していなかったが関係者は「腎臓結石だ。ホテルで静養して良くなってきている」と説明。スペイン紙マルカによると病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受診。結石を体外に排出するために大量の水を飲み、投薬を行って症状は快方に向かっているという。

 治療が奏功したのか、スペイン紙アスは18日に「欠場の原因となった結石が体外に出た」と報道。同ムンド・デポルティーボはバルセロナの泌尿器科専門医の見解として「腎臓結石の痛みは出産時と同じくらいつらいが、結石が体外に出れば24時間後にはプレーできると思う」と伝えており、20日の決勝には間に合う可能性が一気に高まったと言える。

 “ファイナル男”が復帰すれば、チームの大きな力となることは間違いない。09年決勝はエストゥディアンテス(アルゼンチン)を相手に1―1の延長戦に胸で決勝ゴールを決めて初の世界一に貢献。11年決勝ではサントス(ブラジル)を相手に2ゴールを挙げた。ともにMVPに輝いた。

 メッシが出場すればバルセロナが誇る南米3トップ「MSN」が復活することが濃厚。ネイマールも復帰する見通しになってきており、準決勝で大会初のハットトリックをマークしたスアレスとともに、日本のファンは史上最強との呼び声も高い「トリデンテ(三銃士)」を目撃することになる。

 ▽腎臓結石 腎臓内にできた結晶の石で、石が詰まって起きる症状も指す。石のある位置によって尿管結石、膀胱(ぼうこう)結石と名前が変わり、「尿路結石」と総称される。石が詰まると腰から背中にかけて激しい痛みを引き起こすほか、頭痛やめまいなどの症状が見られる場合もある。小さければ尿と一緒に体外へ排出される可能性があり、水分摂取や尿管を広げる薬の服用で治療するが、大きい場合は手術で除去する。多くが突発性で、食生活やストレスが原因とされる。

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