浅野 南米王者切り裂く!アジア勢初の決勝導く“快足弾”宣言

[ 2015年12月16日 05:30 ]

練習する浅野(左)ら広島イレブン

 クラブW杯の準決勝1試合が16日に大阪・長居スタジアム(ヤンマー)で行われ、開催国代表の広島は南米代表のリバープレート(アルゼンチン)と対戦する。15日は大阪府内で最終調整。スーパーサブでの起用が濃厚なU―22日本代表FW浅野拓磨(21)は、快足を生かしてゴールを狙うことを宣言。アジア勢では初となる決勝進出へ、自慢のスピードで南米王者の守備網を切り裂く。

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 最終調整のピッチに笑顔の浅野がいた。Jリーグのチャンピオンシップを含めれば、リバープレート戦は15日間で5試合目。過密日程を強いられチームに疲労がないといえばうそになる。だが、舞台は世界一を決める大会で、対するはアルゼンチンの超名門。モチベーションは高まり、体は自然と動いた。

 「強いのは分かっているけど、勝てない相手じゃない。スキを見て飛び出したり、裏に抜け出す部分。自分のスピードは生きると思う」

 12年に高校選抜の一員としてコリンチャンスとの試合に出場した経験はあるが、プロとして南米のチームと対戦するのは初めて。ミーティングで相手の映像を確認し、個々の強さや、前線から激しくプレスをかけてくることを確認した。展開によって戦術を変え、ポゼッションを重視する戦いもできる。いずれにせよ、相手が攻勢に出れば浅野にとっては逆にチャンス。武器とする50メートル5秒9の快足がカウンターで生きるとの思いを強くした。

 過去に日本勢のみならず、アジアのチームが決勝に進出したことは一度もない。だが、この準決勝を経験だけで終わらせる気は毛頭ない。「僕たちは100%チャレンジャー」と語った浅野は「恐れず、自信をもってやりたい」と言葉に力を込めた。

 準々決勝マゼンベ戦で大会初ゴールを奪ったスーパーサブに、求められるのは2戦連発となる一撃。それは本人も自覚している。「ゴールは常に欲しいと思っているし、ピッチに入れば全てを出したい。万全です」。世界中が注目する大舞台を前に、気持ちが高ぶらないわけがない。番狂わせを起こす準備はできている。

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