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メッシFK弾!ドローもクラブW杯へ弾み「来日準備はできた」

[ 2015年12月14日 05:30 ]

先制ゴールを決め、スアレス(右)と喜ぶバルセロナFWメッシ(AP)

 リーガ・エスパニョーラ第15節の5試合が12日に行われ、クラブW杯に欧州代表として出場するバルセロナはホームでラコルニャと2―2で引き分け、公式戦3試合連続ドロー。それでもFWリオネル・メッシ(28)は直接FKで先制点を決めて公式戦2試合連続得点をマークするなど、来日前最後の試合で好調をアピールした。バルセロナは14日来日し、クラブW杯初戦となる17日の準決勝で広州恒大と対戦する。

【リーガ・エスパニョーラ順位表 クラブW杯 日程&結果】

 クラブW杯に向けてメッシは準備万端だ。前半39分、約25メートルの芸術的な直接FKを決めた。2歩の短いステップから左足を振り抜くと、壁を越えたボールは鋭く落ちてゴール右隅に吸い込まれた。13日に自身のインスタグラム(写真共有アプリ)を更新。飛行機内でパジャマを着た自撮り写真を投稿し「出発の準備はできた。パジャマは少し大きいけど快適だよ」と笑顔で日本へ出発する様子をファンに報告した。

 チームは2―0から終盤に2失点し守備に不安を残した。ルイス・エンリケ監督は「苦い経験はクラブW杯に教訓として生かせるだろう」と語ったが、エースに関しては心配無用だ。9月の左膝負傷から先月21日のRマドリード戦で復帰。先発復帰した同24日の欧州CLローマ戦でいきなり2ゴールを挙げて復活をアピールした。そこから公式戦5試合で5得点と調子を上げてきた。

 8日に左内転筋を痛めたFWネイマールは欠場したが、来日メンバー入り。準決勝は欠場する見通しだが、4年ぶり3度目の優勝を目指す決勝で、メッシ、スアレス、ネイマールの強力3トップ「MSN」が見られる可能性は高そうだ。

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2015年12月14日のニュース