乾貴士は後半から出場　チームは土壇場で逆転される

リーガエスパニョーラ第１４節

（12月6日）
　スペイン・リーガエスパニョーラ第１４節の４試合が６日に行われ、ＭＦ乾貴士の所属するエイバルはアウェーでレアル・ソシエダードに１―２で敗れた。乾は１―１の後半開始から右サイドＭＦで出場するも、チームは試合終盤に逆転されて２連敗。

　乾が２試合連続先発とならなかったエイバルは前半４分、ＭＦエンリヒの右クロスにＦＷボルハが合わせて先制。しかし、わずか６分後に左サイドを突破されると、折り返しにＦＷアギレチェに同点弾を叩き込まれる。

　後半開始からＦＷケコに代わって乾が投入されるが、ホームのレアル・ソシエダードの攻勢が続く。エイバルは引いて守りカウンターを狙い、乾も右サイドから果敢に仕掛ける好機を作り出せない。そのまま試合は終了するかと思われたが、後半４４分裏を抜けたＦＷブルマがペナルティーエリア内に侵入し、ＧＫと交錯してこぼれたボールをアギレチェに押し込まれ逆転される。

　試合はそのまま終了し、エイバルは２連敗で９位に後退。レアル・ソシエダードはモイーズ前監督解任後、２勝目（３試合）を挙げて１３位に浮上した。

　ビジャレアルはホームでラージョ・バジェカノを２―１で下し、５位に浮上。ビルバオはホームでマラガと０―０で引き分けて、７位に後退。スポルティング・ヒホンはＦＷサナブリアがハットトリックを決める活躍で、ラス・パルマスを３―１で下して、降格圏を脱出して１４位に浮上した。