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町田 連勝で4年ぶりJ2 相馬監督胸張る下克上

[ 2015年12月7日 05:30 ]

J2昇格を決め喜ぶ町田イレブン

J2・J3入れ替え戦 町田1―0大分

(12月6日 大銀ド)
 J2・J3入れ替え戦第2戦が6日に大銀ドームで行われ、J3で2位の町田が敵地でJ2で21位の大分に1―0で勝ち、2連勝の2戦合計3―1で12年以来4年ぶりとなる来季のJ2昇格を決めた。敗れた大分は、J1経験チームとして史上初のJ3降格となった。

 町田が下克上でJ2昇格を果たした。08年ナビスコ杯覇者の大分に臆することなく立ち向かい、堂々の連勝。相馬監督は「J3の戦友たちの代表として、これだけできるということを見せたかった」と胸を張った。

 立ち上がりから大分に押し込まれたが、集中した守備でゴールを割らせなかった。前半34分にはPKのピンチを迎えたが、GK高原が好セーブで阻止。そして後半13分、鈴木孝がペナルティーエリア内で得たPKを自らゴール中央に決め、昇格を決定づけた。入れ替え戦2戦3発の鈴木孝は「コースは甘かったが入る気しかしなかった」とどや顔。目標のJ2昇格へチームを導き「スタートラインに立てた。いかに結果を出せるか楽しみ」と期待感たっぷり。前回J2で戦った12年は最下位に沈み1年でJFLに降格したが、同じ失敗は繰り返さない。

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2015年12月7日のニュース