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原専務理事 会長選立候補表明 5つの公約で協会改革

[ 2015年12月3日 05:30 ]

原専務理事

 日本協会の次期会長選挙へ立候補の意向を表明した原博実専務理事(57)が都内で取材に応じた。第14代会長の有力候補は(1)日本代表を強く、たくましくする(2)みんなの力を一つに結集する(3)サッカーに触れ、スポーツに参加する楽しさを、日本中に広げる(4)国際交流の促進(5)透明、公平で、クリーンな日本サッカー――の5つの公約を提示。「オープンな制度で堂々と勝負する。選手や監督、技術委員長としていろいろな経験をしてきた。私のような人間が立候補すべきだと思った」と力を込めた。

 意向表明者の公約を記した書類は、日本協会のホームページで閲覧が可能。FIFA理事の田嶋幸三副会長(58)も近日中に立候補の手続きをする方針で「これからお互いの公約をしっかり言い合うことになる」と話している。従来の会長選は一部幹部が調整した候補を理事会が承認、評議員会が追認する形式で「密室での選考」との批判もあった。透明性を高めるために新たに導入された選挙戦は来年1月21日に告示され、同31日に評議員75人による投票が行われる。

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2015年12月3日のニュース