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G大阪 宇佐美をトップ下テスト“本職”倉田は26日から合流も

[ 2015年11月26日 05:30 ]

J1CS準決勝の浦和戦に向け、調整するG大阪の(左から)宇佐美、丹羽、長沢、遠藤ら

 G大阪は25日、チャンピオンシップ(CS)準決勝の浦和戦(28日、埼玉)に向けて吹田市内で練習を再開した。滑り込みで勝ち取ったCS切符にテンションもあがるなか、紅白戦では1トップのFWパトリックの下にFW宇佐美が入る布陣をテストした。

 22日の山形戦では本来のトップ下MF倉田が腰を強打し途中交代。左サイドの日本代表FWが緊急でポジションを移すと、そこからチームもリズムを取り戻して5分間で4得点を挙げた。「右からも左からもボールに絡めてやりやすかった」と振り返るエースが大一番で再びトップ下に位置する可能性も浮上した。

 ただこの日は試合前の唯一の練習公開日だった。長谷川監督は「(宇佐美)貴史を真ん中で使うのかサイドで使うのかが皆さんの最大の関心だと思いますが、きょうは公開なんで」と笑ってみせる。別メニューの倉田は26日からチームに合流予定。守備面を考慮すれば宇佐美が左MFに入る通常布陣で浦和戦に臨むこともありうる。残り2日の非公開練習で試合の行方を左右する先発システムを確定させる。

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2015年11月26日のニュース