ロスタイム決勝弾の小林は号泣「もうサポーターのおかげとしか…」

[ 2015年11月23日 17:07 ]

J2<大分・磐田>後半ロスタイム、磐田・小林は劇的なゴールを決め雄叫びを上げる

J2最終節 磐田2―1大分

(11月23日 大銀ド)
 土俵際まで追い込まれた磐田を救ったのは、名波浩監督(42)と同じレフティー、MF小林祐希(23)の左足だった。

 後半17分、元日本代表DF伊野波の今季初ゴールで先制した磐田だったが、後半45分に追いつかれ、そのまま引き分ければ岐阜を4―1で下した福岡に逆転で自動昇格をさらわれるという緊急事態。

 だが、追いつかれてから1分後の後半46分、左クロスをMF小林が得意の左足で決めて劇的な決勝点をもぎ取り、勝ち点82で並んだ3位・福岡を得失点差で「3」上回り、2013年以来3年ぶりのJ1復帰が決まった。

 昇格決定直後から号泣し、サポーターへの挨拶に向かったゴール裏でも腰を折って涙を流した小林は「サポーターの皆に本当に感謝したいです。最高です」とまずは第一声。「シーズン最初から最終節まで本当にハラハラさせて、90分までハラハラさせて、本当に申し訳ないって気持ちですけど、今年は自分自身にもチームにもこうやって勝ち切る力がついて、それはもうサポーターのおかげとしか言いようがない」と敵地で大声援を送ってくれたサックスブルーのサポーターに感謝した。

 高校時代は日本クラブユース選手権で優勝し、高校年代で史上初めて天皇杯の東京都代表の座もつかんだ東京Vユース黄金期の大黒柱。11年にトップチームに昇格すると、2年目の12年には当時19歳ながら背番号10と主将を任された。だが、重圧に負け、同年夏に磐田へ移籍。苦しい時期を何度も乗り越えてつかんだ歓喜の時に涙は止まらず、「ここを自分の出発点としてまた上を目指して頑張っていける。下手なりに頂点目指して頑張ります」と誓った。

 

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