次はＪ２＆Ｊ３最終戦　Ｊ１自動昇格は磐田？福岡？ＰＯ進出残り１枠はどこに

　広島の年間１位で終わったＪ１に続いて、２３日には昇格をかけたＪ２とＪ３のリーグ最終戦が各地で行われる。

　すでに大宮のＪ１自動昇格とＪ２優勝が決定。残る自動昇格枠「１」を懸けて勝ち点７９で並ぶ２位・磐田は２１位・大分と、３位・福岡は２０位・岐阜とそれぞれアウェーで対戦。磐田は６月２８日の第２０節から２位をキープしており、現在１２試合連続負けなしだが、その磐田に８月１５日の対戦で最後の黒星を付けた福岡は現在７連勝中で１１試合負けなしと勢いはどちらも譲らない。

　また、３位から６位が出場するＪ１昇格プレーオフには、すでに４位のＣ大阪と５位の愛媛がともに進出決定。残る「１」枠には、６位・長崎、７位・東京Ｖ、８位・千葉の３チームが可能性を残している。

　勝ち点６０の長崎は、アウェーで９位・北九州戦に勝てば無条件で２年ぶりのＰＯ進出が決定。仮に引き分けても、勝ち点２差につける東京Ｖとの得失点差が６と開いており、東京Ｖが大差をつけて勝利しない限りＰＯ進出が決まる。

　勝ち点５８の東京Ｖは、すでにＰＯ進出を決めている４位・Ｃ大阪とアウェーで対戦。ＰＯ初出場を決めるには、まずはＣ大阪に勝つことが最低条件となる。

　勝ち点５７の千葉は、ホームで１６位・讃岐と対戦。４年連続ＰＯ出場を果たすには、千葉が讃岐に勝った上で長崎が負け、東京Ｖが引き分け以下に終わる条件のもと、あとは得失点差での戦いとなる。

　Ｊ３は前節で山口のＪ２昇格が決まる可能性があったが、山口が引き分け、２位・町田が勝ったため勝ち点７７で並ぶというしびれる展開に。３月２１日の第２節から１位をキープしてきた山口はアウェーで６位・鳥取と、２位・町田はアウェーで３位・長野とそれぞれ対戦するが、得失点差では山口が２６も上回っており、山口は勝てば初のＪ２昇格が決まる公算が大きい。