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CS逃したFC東京 森重涙のスピーチ「まだ天皇杯が残っています」

[ 2015年11月22日 16:11 ]

<FC東京・鳥栖>チャンピオンシップの出場を逃しサポーターにあいさつするFC東京・森重

J1第2ステージ最終節 FC東京0―0鳥栖

(11月22日 味スタ)
 年間勝ち点4位のG大阪と勝ち点差2の3位で最終節を迎えたFC東京だったが、ホームで鳥栖と痛恨のスコアレスドロー。勝ち点63で並んだG大阪に得失点差で上回られ、チャンピオンシップ(CS)出場を逃した。日本代表DF森重は試合後の最終戦セレモニーで目を赤くしながらも、「まだ天皇杯が残っています」とタイトル獲得をサポーターに約束した。

 立ち上がりの9分、左サイドでのMF東の仕掛けからFW前田が右足でシュートを放ったが、ボールはクロスバーの上へ。前半終了間際にはDF太田の右サイドでのFKに前田がヘッドで飛び込んだがこれも得点にはつながらず、前半をスコアレスで折り返した。

 後半にもセットプレーや太田のクロスで相手ゴールに迫ったが、ゴールを奪うことはできず試合終了のホイッスル。その瞬間、森重はユニホームで顔を覆い、MF高橋はガックリとピッチに仰向けになって天を仰いだ。

 試合後のピッチではホーム最終戦セレモニーが行われ、主将の森重があいさつ。「1年間応援してくださったファン、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。正直、チャンピオンシップに出たかったという思いがありますし…」と切り出した後、目を真っ赤にして言葉に詰まると、サポーターからは激励の森重コール。「まだ天皇杯が残っています。最後までこのメンバーで戦いたいと思いますし、天皇杯でいい結果を残していい形で今シーズンを終われたらいいなと思います」とタイトル獲得を約束した。

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2015年11月22日のニュース