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浦和、逆転での年間1位ならず 爆勝5ゴール締めも広島に「2」及ばず

[ 2015年11月22日 15:26 ]

<浦和・神戸>前半2分、シュートを決めた浦和・武藤(中央)は李(右)、高木(左)と喜ぶ

J1第2ステージ最終節 浦和5―2神戸

(11月22日 埼玉)
 J1第2ステージは22日、各地で今季最終戦となる第17節の9試合が行われ、第1ステージ覇者の浦和はホームの埼玉スタジアムで神戸に5―2で勝って年間勝ち点を72に伸ばしたが、広島も勝って同74としたため、逆転での年間1位を逃した。

 今季限りで退団する元日本代表MF鈴木啓太(34)のリーグ戦ラストマッチにも位置づけられた神戸戦。浦和のペトロヴィッチ監督は、昨年終盤に不整脈が判明したこともあって今季ここまで4試合出場にとどまっている鈴木を8月12日の新潟戦(デンカS)以来3カ月ぶりにベンチ入りさせた。

 チームメートは、16年間チームひと筋にプレーした功労者の“花道”をつくるため、背番号13を楽な状況でピッチに送り出す展開を念頭に試合開始。その思いはすさまじく、開始直後の前半1分にMF関根の右クロスをMF武藤が技ありのヒールシュートで決め手先制すると、9分にはFW李、13分にはMF柏木と続いて、シュート3本で3点のリードを奪った。

 前半26分にはFW石津、後半20分にはMF森岡にゴールを決められ、まさかの1点差まで迫られたが、後半32分にMF青木、同39分には梅崎が決め、終わってみれば大量5得点でフィニッシュ。鈴木の試合出場はならず、逆転での年間勝ち点1位もならなかったが、勝利で今季最終戦を締めくくった。

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2015年11月22日のニュース