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宇佐美 逆転CS弾宣言「ラストで決めれば記憶に残る」

[ 2015年11月22日 10:15 ]

山形戦に向け最終調整の宇佐美

J1第2S第17節 G大阪―山形

(11月22日 万博)
 22日のリーグ最終・山形戦(万博)で、G大阪の日本代表FW宇佐美貴史(23)が逆転チャンピオンシップ(CS)弾を宣言した。勝ち点3だけが求められる1戦で、出場停止のFWパトリックに代わって1トップ起用が濃厚。リーグ5試合ぶりの得点で、年間総合順位3位をたぐり寄せる。ステージ優勝とCSで決勝にシードされる年間勝ち点1位のかかる広島は湘南とホームで対戦する。

 エースの自信と責任感があふれていた。1トップ起用が濃厚な宇佐美は「自分が得点を取って、チームを勝たせて、次のステージに上げることができればいい」と逆転CS出場に意気込んだ。

 年間総合順位3位のFC東京とは勝ち点差2。3位までに与えられるCS出場権獲得には勝ち点3が最低条件となる。今季リーグ2位の19得点を挙げている宇佐美も最近4試合は無得点。それでも長谷川監督は「(宇佐美)貴史なりの形を見せてくれればいい」と期待を口にし、宇佐美も「得点を取らな、という気持ちが強くなっている」とゲームメークではなく、得点に集中する考えだ。

 この日は来季から使用する新スタジアムで初めて練習したが「万博は最初にサッカーを好きになるキッカケをくれたスタジアム。これからも一番であることは間違いない」としみじみ。相手は第1ステージでハットトリックを決め、昨年の天皇杯決勝でも2得点を挙げたお得意さま。「ラストで決めれば記憶に残る」。万博でのリーグ戦ラストマッチ。逆転CSをたぐり寄せる“宇佐美ショー”でフィナーレを飾る。

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