【カンボジア戦分析】柏木生かすには本田の1トップが現実的な選択

[ 2015年11月19日 08:50 ]

原口は得意のドリブルを4回試みたが、全て失敗と人工芝に苦しんだ

W杯アジア2次予選E組 日本2―0カンボジア

(11月17日 プノンペン五輪スタジアム)
 予選敗退が決まっている相手に辛勝だった。敵ゴールから30メートル内の香川のパス成功率は54%(シンガポール戦は88%)と低く、原口は得意のドリブルを4回試みたが全て失敗と人工芝ピッチに苦しんだ。それでも決定機は多くあった。日本のシュートは25本。ペナルティーエリア(PA)内からが20本、枠内が18本。だが、ゴールは後半45分の本田のヘッドのみ。毎回のことだが、守りを固める格下からゴールを奪うのが本当に苦手だ。

 前半のシュートは計9本。2タッチ以上が7本で、ダイレクトはロスタイムにポスト直撃の藤春のシュートを含む2本だけ。ゴール前を固め、ハードワークする敵に大事に2タッチ以上ではやはりゴールは難しい。パス精度の高い柏木の出場で後半はシュート16本のうち9本がダイレクト。9本のうち4本が途中出場した本田だ。本田の12日のシンガポール戦と今回のプレーエリアを比較すると、今回はPA内プレー7回のうち5回がダイレクト。豊富なアタッカー陣、台頭してきた柏木のパスワークを生かすには対人に強く、高い技術を持つ本田をチャンスメーカーではなく、1トップ起用するのが現実的な選択だ。

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