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テロ情報で独VSオランダ親善試合中止 メルケル氏も観戦予定

[ 2015年11月18日 09:01 ]

 ドイツ北部ハノーバーの警察当局は17日、同日夜(日本時間18日未明)に予定されていたサッカーのドイツ代表とオランダ代表の国際親善試合の中止を発表した。試合はメルケル首相も観戦予定だった。DPA通信は治安当局筋の話として、イスラム過激派による爆破テロの情報が外国の情報機関から寄せられたのが理由と伝えた。

 開場直後に情報が入り中止が決定、既に競技場内に入っていた観客は避難した。ハノーバーの警察当局幹部はDPAに対し「何者かが競技場内で爆発物を作動させようとしていた」と語った。

 ハノーバーではこのほかジャズコンサートも中止され、中央駅の一部も閉鎖された。

 13日のパリ同時多発テロでは、フランス代表とドイツ代表の国際親善試合が行われていたフランス競技場の近くで3回の自爆テロが発生。17日の試合はドイツ・サッカー連盟が「テロに屈しないというメッセージ」として15日に決行を決めていた。(共同)

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2015年11月18日のニュース