日本サッカー史上初快挙へ 本田、W杯予選5戦連発「狙いたい」

[ 2015年11月15日 11:30 ]

気迫あふれる表情で練習をこなす本田

W杯アジア2次予選E組  日本―カンボジア

(11月17日 プノンペン)
 東南アジア遠征中の日本代表は14日、W杯アジア2次予選カンボジア戦(17日、プノンペン)に向けて、試合会場のオリンピックスタジアムで練習を行った。勝てば最終予選進出に前進する一戦で、MF本田圭佑(29)は日本サッカー史上初のW杯予選5戦連続得点に意欲。ベトナム社製の試合球の感覚を入念に確認し、13年8月14日のウルグアイ戦以来のFK弾で記録達成を狙う。

 軽めの調整の中、ポイントは確実に押さえた。プノンペン入り後の初練習。12日のシンガポール戦の先発組はランニングなど約1時間のメニューで切り上げたが、本田はボール回しの練習で公式球の感覚を入念にチェックしていた。日本人初のW杯予選5戦連続弾が懸かるが「考えたことがなかった…。ミランでやりたいですね」と本音を吐露。その上で「前半に先制点を奪えれば一気に落ち着く。前回(シンガポール戦)同様、狙いたい」と意欲を見せた。

 W杯アジア予選は主催国に試合球の決定権があり、カンボジア戦では日本人にはなじみの薄いベトナム社製の「DONG LUC」を採用。人工芝ピッチを加えた2つの要素に適応する必要があるが、本田は「僕は(中学、高校の)6年間人工芝でやっていたので違和感はない。それよりもボールの方が気になった。硬さの感じ、タッチの感じが明らかに違うので、慣れるのに時間がかかる」と指摘した。

 FKキッカーを務めるレフティーにとって、ボール感覚に慣れることは最重要課題の一つ。国際Aマッチでは13年8月14日のウルグアイ戦を最後にFK弾から遠ざかっており、ハリルホジッチ監督就任後は柴崎、吉田ら他の選手にキッカーの座を明け渡す機会も多い。それでも10年W杯南アフリカ大会1次リーグのデンマーク戦でのFK弾を機に日本の中心に上り詰めた自負があり、FKに懸ける思いは強い。

 「日本のレベルは上がっているけど、同時にアジアのレベルも上がっている。引いた相手を崩すのは難しい。トップレベルのチームでも引いた相手から点を取れないことは多い。そういう歴史がある」。FIFAランク183位の格下カンボジアが守備を固めるのは織り込み済み。FKでゴールをこじ開けて、釜本もカズも成し遂げていない偉大な記録を樹立する。

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