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麻也ダメ押し弾 セットプレーで決めたかったけど左足で

[ 2015年11月13日 05:30 ]

<シンガポール・日本>後半、ゴールを決め笑顔の吉田(中央)

W杯アジア2次予選E組 日本3―0シンガポール

(11月12日 シンガポール)
 ダメ押しの3点目を決めたのはDF吉田だった。2―0の後半42分、右CKのチャンス。柏木のキックに合わせたヘディングはDFにはじかれたが、こぼれ球に反応した宇佐美のシュートの軌道を左足で変え、右隅にねじ込んだ。

 「監督からセットプレーで取るように言われていた。できれば最初のシュートが決まればよかったけど」。右足でミドルシュートを決めた9月3日のカンボジア戦以来、4試合ぶりとなる国際Aマッチ6点目が勝負を決定づける一撃となった。

 所属するサウサンプトンでも、10月28日のアストンビラ戦で左足ミドル弾を記録。FKでは本田の横に並んでキッカーをアピールするなど、守備の要ながら得点への意識は高い。ビルドアップでのイージーミスは目立ったものの、本職の守備でも完封に貢献。「チーム内競争は激しくなっている。監督も見定めている段階だと思う」と中4日で迎えるカンボジア戦でもアピールを続ける。

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2015年11月13日のニュース