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W杯買収疑惑…独協会ニースバッハ会長が辞任

[ 2015年11月11日 05:30 ]

報道陣からの質問に答えるドイツ協会のニースバッハ会長(AP)

 ドイツ協会のニースバッハ会長が9日、FIFAへの不透明な670万ユーロ(約9億円)の送金をめぐり辞任した。

 05年の送金に関しては06年W杯ドイツ大会招致における買収疑惑が報じられており、同会長は「政治的な責任を取って辞めるべき時が来た」と述べた。自身の関与は否定したが、自らが幹部を務めた同大会組織委員会による送金については、明白な説明ができないままだった。ドイツ検察当局は送金に脱税の疑いがあるとして、3日に同協会を家宅捜索している。

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2015年11月11日のニュース