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清武 絶妙アシスト!同点PK弾も決め逆転勝利に貢献

[ 2015年11月2日 03:25 ]

ブンデスリーガ第11節 ハノーバー2―1ハンブルガーSV

(11月1日)
 ハノーバーのMF清武弘嗣は敵地ハンブルガーSV戦にトップ下で先発出場。1点を追う後半14分にPKで今季2点目となる同点弾を決めると、同22分には味方選手の特徴を生かす絶妙クロスで逆転弾をアシストし、2―1の勝利に貢献。清武と同じく先発したDF酒井宏樹は右SBでフル出場。得意のクロスボールを入れる場面はなかったが、PK獲得を誘発するスルーパスを送った。一方、ハンブルガーSVのDF酒井高徳はベンチ入りするも出番はなかった。

 ハノーバーは開始早々に失点するとチャンスを作れないまま前半終了。後半に入っても見せ場のない展開が続いたが同13分、DF酒井が右サイドの高い位置でボールを受けるとエリア内に走り込んだFWベックにスルーパスを通す。するとベックが止めに来た相手DFと交錯し、うまく倒れこみPKを獲得。このチャンスにMF清武が冷静に相手GKの逆をつき、ゴール右へ流し込み同点に追いつく。

 勢いに乗るハノーバーは同22分、中盤の底から攻め上がってきたMFサネが右サイドへと展開。このボールを受けたMF清武がペナルティエリア右付近で相手DFのマークを外し、左足でフワッとしたやさしいクロスを中央へ送る。すると194センチの長身を誇るサネが自慢の高さを存分に生かし、相手DF2人を遥かにしのぐ打点でボールに合わせゴールネットを揺らした。

 清武の活躍により、ハノーバーは過去10戦5敗5分と苦手敵地で2004年12月以来となる白星。今季3勝目で勝ち点を11に伸ばし、14位に浮上した。

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2015年11月2日のニュース