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長谷部 10連勝バイエルン止めた!右SBで0―0ドローに貢献

[ 2015年11月1日 05:30 ]

バイエルン・ミュンヘン戦の前半、先発出場し競り合うフランクフルトの長谷部(右)

ブンデスリーガ フランクフルト0―0バイエルンM

(10月30日)
 フランクフルトの日本代表MF長谷部が、バイエルンMの開幕連勝記録ストップに大きく貢献した。30日にホームで対戦し右サイドバックでフル出場。自身も攻め上がりを自重する中で、チーム最多タイの18本のパスを通すなど存在感を示し「全員が集中して守れた」と納得の表情を見せた。

 相手は今季も絶対的な強さを見せ、この試合まで開幕から10連勝。指揮官は試合前、選手との話し合いで守備を固める戦術の採用を決断したという。そのため、パス成功も相手の571本に対しわずか112本と防戦一方。試合後、長谷部は「もう少し攻撃もやりたい部分もある」と複雑な心境を吐露しつつも、絶対王者とのドロー劇に「勝ち点が取れたことは大きい」と満足感も示した。

 日本代表では6月16日のW杯2次予選シンガポール戦で、一方的に攻めながらスコアレスドロー。今回は逆の立場を味わい「やっぱり裏を狙う動き。足元足元になると、どうしても守備としては狙いやすくなる」と格下との対戦のヒントを得た様子。長谷部にとっては実り多き一戦となった。

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2015年11月1日のニュース