武藤ハットトリック！後半ロスタイムに劇的同点弾！

アウクスブルク戦の前半、自身２点目のゴールを決めチームメートの祝福を受けるマインツの武藤（中央）

　マインツの日本代表ＦＷ武藤嘉紀（２３）が３１日の敵地でのアウクスブルク戦でハットトリックを決める活躍を見せた。

　公式戦２試合ぶりに１トップで先発すると、前半１８分にカウンターから左足でスライディングでネットを揺らしリーグ戦２試合連発。さらに同３０分に味方のシュートのこぼれ球がペナルティーエリア右側に転がると、今度は右足ダイレクトで流し込み、２点目も決めた。さらに２―３とされた後半ロスタイムにも、同点弾となるこの日３点目を決めた。

　武藤は、移籍後初ゴールを挙げた８月２９日のハノーバー戦で１試合２ゴールを決めたが、ハットトリックは初で今季通算６点目。日本人のブンデスリーガでのハットトリックは、０６年１２月にフランクフルトの高原が達成して以来２人目の快挙。

　試合は３―３で引き分け、チームの連敗も２でストップした。