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ハリル日本 新戦力発掘“中止”ベスト布陣でW杯2次予選突破へ

[ 2015年10月27日 06:19 ]

 ハリルジャパンが“お試し”封印だ。26日に都内の日本協会で日本代表のスタッフ会議を行い、カンボジア、シンガポールと対戦する11月のW杯ロシア大会アジア2次予選へのチーム編成などを検討した。

 相手はそれぞれFIFAランクで186位、157位と同55位の日本よりも大幅にランクが低い格下だが、2試合での新戦力発掘について霜田技術委員長は「そんな余裕はない。ちゃんとW杯予選は勝たないと。甘く考えていない」と話し、テスト起用目的の招集に慎重な姿勢を示した。他国より1試合消化が少ない日本は暫定でE組2位。6月にはホームでシンガポールと0―0に終わるなど不安要素もあり、気は抜けない。

 既に海外組の所属クラブへ招集レターを送付。霜田技術委員長は「呼ぶ選手と可能性がある選手、両方に(レターを)出しました」と明かし、今月の中東遠征と同様に“可能性レター”との併用でメンバー発表直前まで選手の入れ替えを可能にした。

 24日の試合で左足首を負傷したマインツのFW武藤については「きょうの報告では大きな問題はない」と話したが、各選手の状態を含めたベストの23人を選出するため、あらゆる可能性を模索していく。

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2015年10月27日のニュース