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U22鎌田自覚の“出直し”指揮官賞賛「顔つき変わった」

[ 2015年10月26日 05:30 ]

佐賀合宿の初日に軽快な動きを見せる鎌田

佐賀合宿初日

 6年リオデジャネイロ五輪を目指すU―22日本代表は25日、佐賀市内で合宿初日の練習を行った。J1所属の14人が約1時間、軽く汗を流したが、特に精力的な動きでアピールしたのが9月の合宿を左太腿裏痛のため途中離脱したFW鎌田大地(19=鳥栖)だ。

 鎌田は9月の合宿にケガを抱えたまま参加し、手倉森誠監督(47)から「プロとしてあるまじきこと。ケガを隠してやるのは日本へのダメージ。その自覚を持ってほしい」と苦言を呈された。だからこそ、今回は自覚十分での“出直し”参加でもある。8月の京都合宿で体脂肪14%を計測し自己管理の甘さを指摘されると、その後は体幹強化や筋力トレーニングを徹底。ケガも克服した現在は「周りから“シュッと引き締まったね”と言われるようになった」と胸を張る。指揮官も「鎌田は相当体を絞っているし、顔つきも変わった」とその変貌ぶりに納得の笑顔を浮かべた。

 A代表のハリルホジッチ監督からも高評価を受けている1メートル80の長身FWは「練習から代表で求められることをやって、結果を出したい」と意気込みも新ただ。身も心もたくましさを増し、一歩ずつ最終予選メンバー入りへの足場を固める。

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2015年10月26日のニュース