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なでしこ安藤、独女子1部エッセン移籍決定「新たなチャレンジ」

[ 2015年10月21日 18:18 ]

安藤梢

 なでしこジャパンのFW安藤梢(33)が21日、自身のブログでドイツ女子1部エッセンへの移籍が決まったことを報告した。

 安藤は09~12年にデュイスブルク、13~14年にはフランクフルトでプレー。5月の女子欧州CL決勝ではパリSG(フランス)に2―1で勝ち、7大会ぶり4度目の優勝を果たしたが、6月末で退団。女子W杯カナダ大会では1次リーグ初戦のスイス戦で左足首を骨折し、手術を経て国内でリハビリをしていた。

 安藤はブログで「この度、SGS Essenへの移籍が決まりました。ドイツに行ってメディカルチェックを受けてから正式契約となるため、今までずっとご報告できなくて“チームが決まってないのでは?”とたくさんの方に心配をかけてしまいましたが、これでみなさんにやっと報告ができます!」とファンに報告。

 続けて「Essenへの移籍は自分の中で新たなチャレンジです。2010年にドイツに渡って、Duisburg’Frankfurtとドイツ国内、チャンピオンズリーグでも優勝できるチームを目指し、ドイツ代表選手が大勢いるチームでやってきました。そういった環境の中で今までプレーしてきてたくさんの経験ができました。もちろんそんな中でチャレンジし続けることも考えましたが、同時にそういう中で5年間ドイツでプレーしてきた経験ができ目標だったCLも優勝することができたので、今度は自分がチームの勝敗を背負うようなチームをひっぱっていかなきゃいけないような立場でSGS Essenが優勝争いに食い込めるようにチャレンジしてみたいと考えました」と移籍を決断した理由を明かした。

 エッセンは今季、リーグ6試合を終えて12チーム中6位。20日にはチームの練習に初参加したそうで「フランクフルトに移籍した時も感じましたが、新たなチームに来るとやはりチームの雰囲気や練習の雰囲気なども変わってとても新鮮な気持ちになります。また、リハビリを終えてチームの練習に参加できる喜びも感じました。ドイツ国内でも移籍は2度目ですし、気負わずさらりとチーム練習に参加している自分自身にこれまでの経験を感じました!笑」と、ようやく新天地でサッカーができる喜びを実感。「早くチームのサッカーに慣れて、このチームに貢献できるように毎日を大切にやっていきたいと思います!」と、意気込みをつづった。

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2015年10月21日のニュース