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G大阪 ACL決勝進出へ高い士気 21日、広州恒大と大一番

[ 2015年10月20日 19:09 ]

サッカーACL準決勝第2戦の広州恒大戦を前に記者会見するG大阪の長谷川監督(左)と遠藤

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦でG大阪は21日午後7時、ホームの万博記念競技場にアジア屈指の強豪の広州恒大(中国)を迎える。アウェーでの第1戦は1―2で屈したが、優勝した2008年以来の決勝進出がかかる大一番へ向けて士気は高い。

 ナビスコ杯は決勝に勝ち上がり、J1では17日に浦和を倒した。20日に会場で記者会見した長谷川監督は「特別な試合。全てを出し切って戦ってくれると思う」と選手への厚い信頼を口にした。

 1―0または2点差以上の勝利が必要だ。一昨年覇者の相手はブラジル選手がけん引する強力な攻撃が目立つが、守備陣も球際に強い。G大阪の第1戦の得点はオウンゴールだけで好機をあまりつくれなかった。それでもエース宇佐美は「ボールを動かしていくうちに(相手の)ポジションのズレは多少出てくる」という。慣れ親しんだ本拠のピッチで素早くパスを回し、守備網をかく乱したい。

 守備では丹羽の復帰が好材料だ。第1戦は自陣ゴール前でフリーにしてしまった鄭智に勝ち越し点を許しただけに「人数をかけて、外に、外に追いやっていきたい」と今野。相手は個人技で突破してくる選手が多く、組織力で対抗したい。

 ▼広州恒大・スコラリ監督 私たちは引き分けるためにここに来たわけではない。G大阪はとても強いチームだが、勝つために全力を尽くす。

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