名古屋新監督に小倉氏、GM兼任で42歳“全権監督”就任へ!

[ 2015年10月16日 05:30 ]

今年6月に名古屋のGM補佐に就任した小倉隆史氏(左)

 名古屋の来季監督に小倉隆史GM補佐(42)が就任することが15日、明らかになった。今年6月にGM補佐に就任した同氏は、GM職も兼任する“全権監督”となる。すでに西野朗監督(60)の今季限りでの退任が発表されており、低迷する名門の再建は“レフティーモンスター”と呼ばれた生え抜きストライカーに託された。

 すでに5年連続無冠が決定的な中、名古屋は来季へ向けた体制づくりを着々と進めていた。複数の関係者によると、小倉GM補佐の新監督就任が確実となった。シーズン終了後にも正式発表される予定という。

 クラブは当初、今季限りで退任する西野監督の後釜として、元日本代表のザッケローニ監督の招へいに乗り出していた。だが、180万ユーロ(約2億4000万円)という高額な年俸がネックとなって断念。日本人路線に切り替え、クラブOBで、今年6月にGM補佐に就任した小倉氏に白羽の矢を立てた。クラブOBの就任はドラガン・ストイコビッチ氏(08~13年)以来で、日本人としては初めてだ。

 小倉氏はJリーグ発足の92年に名古屋入りし、海外挑戦を経て99年まで名古屋に在籍。その強烈な左足のキックから「レフティーモンスター」の異名を取り、人気を博した。引退後は解説業をこなしつつ、12年にはJリーグ監督資格となるS級ライセンスを取得。周囲には「早く現場に戻りたい」と話していた。クラブ幹部によると、組閣は小倉氏の意向が優先されるもようだ。ただ、コーチ経験がないだけに、指導歴が豊富な参謀の入閣は不可欠だ。

 GM職も兼ねていた久米社長は今季限りでGMは辞任するため、新監督はGM職も兼任。選手補強も含めた“全権監督”となる。FWノヴァコヴィッチやMFダニルソン、MFレアンドロ・ドミンゲスら外国人は総入れ替え。新たなチームとして「小倉グランパス」が船出する。

 ◆小倉 隆史(おぐら・たかふみ)1973年(昭48)7月6日、三重県出身の42歳。四日市中央工のエースとして91年度の高校選手権で優勝し、92年に名古屋入り。93年にはオランダ2部エクセルシオールに期限付き移籍した。市原、東京V、札幌、甲府を経て05年に引退。15年6月に名古屋GM補佐に就任した。国際Aマッチ5試合1得点。ポジションはFW。左利き。身長1メートル82。

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