神戸　渡辺の豪快Ｖ弾！公式戦連敗６で止めた

＜神戸・千葉＞前半４４分、渡辺は先制ゴールを決める

天皇杯３回戦 神戸１―０千葉

（10月14日 神戸ユ）
　神戸が苦しみながらも公式戦の連敗を６で止め７試合ぶり勝利を手にした。前半４４分、岩波のロングパスに抜けだした渡辺が相手ＤＦをかわして右足で豪快に突き刺して先制。後半はＪ２の昇格争いに備えて大幅にメンバーを落とした千葉に反撃を許したものの、相手のシュート精度の低さにも助けられて４回戦進出を決めた。

　ナビスコ杯準決勝の鹿島戦に１―４で大敗してからわずか中２日。クラブ史上最もタイトルに近づいた場からの敗退を味わったことで、チームには隠せない落胆が広がった。だからこそ今季残された唯一の可能性をつなぎ止めることが重要だった。決勝点を決めたＦＷは内容には不満を見せながらも「勝って自信をつけないといけない。上に上がることが大事」と振り返った。次は１７日のアウェー横浜戦でリーグ戦の連敗を止める。