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ハリル監督 11月W杯アジア予選2試合でさらなる新戦力発掘へ

[ 2015年10月14日 11:00 ]

イラン戦への練習を終えスタジアムを後にするハリルホジッチ監督

 ハリルホジッチ監督が11月のW杯アジア2次予選2試合に関し、新たな選考リストを作成することが分かった。12日にシンガポール、17日にカンボジアといずれも敵地で対戦。霜田技術委員長はこの2戦に向け「また50人くらいの新たな大枠リストを作る」と話した。

 霜田技術委員長によれば、9月、10月にもそれぞれ約50人の大枠リストを作成。その中から最終的な招集メンバーを選考したという。11月の2試合に関しても、ビザ取得の手続きなどもあり、新たなメンバーをリストアップ。今遠征ではザルツブルクの南野がまず大枠メンバーに入り、最終的にA代表初招集を受けた。指揮官は12日にも「2年目(来季)はもっとメンバーを固める。就任1年目はいろんな可能性を探ってトライしていきたい」と断言し、11月の遠征でも新戦力を招集してテストする可能性は高い。

 「トレーニングと実際に試合に起用したときでは違うものが見える」と言う指揮官は、Jリーグ視察で目に留まった選手を手元に置き、実戦起用で見極めたい意向だ。既に鹿島のFW金崎、鳥栖のFW鎌田らをリストアップ。南野のように新たな選手が大枠メンバーからサプライズ招集される可能性はありそうだ。

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2015年10月14日のニュース