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J2東京V 井上らユース3選手が来季昇格 6年で25人トップへ

[ 2015年10月9日 16:00 ]

 J2東京Vは9日、東京Vユースに所属するMF林昇吾(18)、MF井上潮音(しおん=18)、FW郡大夢(こおり・ひろむ=18)の来季トップチーム昇格が内定したと発表した。3選手は10日にホームの味の素スタジアムで行われるJ2第36節・岡山戦のハーフタイムに、サポーターへ向け挨拶を行う。

 林はジュニアユース、井上と郡はジュニアから東京Vの育成組織で育ち、ユースでの背番号は林が11番、井上が10番、郡が9番。井上と郡は13年の国体優勝メンバーで、井上は14年にU―17とU―18日本代表に選出。3選手とも今年の東京都クラブユースサッカーU―17選手権大会で優勝している。

 Jリーグ最優秀育成クラブ賞に唯一2回輝いている東京Vでは2011年に5人、12年に4人、13年に6人、14年に5人、15年には2人が昇格しており、最近6年間で25人がトップチームに昇格することになった。

 東京都世田谷区出身で身長1メートル66、体重57キロの林はクラブを通じ「ヴェルディでプロになるという夢を叶えることができて、とても嬉しいです。来年から試合に絡むということを目標に、日々努力していこうと思います。サポーターの皆さん、応援よろしくお願いします」とコメント。

 神奈川県出身で1メートル67、60キロの井上は「まず、小さい頃からの夢であったプロサッカー選手になれてとても嬉しく思います。ここまで自分を育ててくださった全ての方々に感謝しています。その方たちにしっかり恩返しできるようにこれからより一層頑張りますので、応援よろしくお願いします」と談話を発表した。

 また、東京都台東区出身で1メートル84、77キロと待望久しい長身ストライカーとなる郡は「小学生の頃からプレーしている東京ヴェルディでプロになれたことが嬉しいです。これから試合に出られるように精一杯頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします」とコメント。それぞれ希望に胸を膨らませた。

 

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2015年10月9日のニュース