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プラティニ副会長「全ての疑惑を否定」 会長選出馬へも意欲

[ 2015年10月9日 10:07 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会から90日間の暫定的な活動停止処分を受けたミシェル・プラティニ副会長(60)は8日、会長を務める欧州サッカー連盟(UEFA)を通じ「全ての疑惑を否定する。適切な方法で異議申し立てをする」と声明を発表した。

 フランス人のプラティニ副会長は「自分にかけられた疑惑は見せかけで根拠がない」と倫理委を非難。さらに「UEFAの加盟協会や他の大陸連盟からもサッカーのために働き続けるよう多くの激励を寄せられた」と来年のFIFA会長選出馬に意欲を示した。

 倫理委の裁定部門によると、処分発表から2日以内にFIFAの上訴委員会に異議申し立てできる。ただ、活動停止処分は継続される。

 UEFA理事会も「プラティニ会長に全面的な信任を置き、支援する」と声明を出した。15日にUEFA本部があるスイスのニヨンで緊急理事会を開き、加盟54協会が集まることも発表。早急に結論が出るとの見通しから会長代行は当面置かないとした。(共同)

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2015年10月9日のニュース