×

FIFAプラティニ副会長も活動停止!次期会長選出馬アウト

[ 2015年10月9日 05:30 ]

プラティニ副会長(AP)

 FIFAの倫理委員会は8日、ゼップ・ブラッター会長(79)とミシェル・プラティニ副会長(60)に90日間の暫定的な活動停止処分を科したと発表した。プラティニ副会長らとともに来年2月の次期会長選への立候補の意思を表明していた鄭夢準元副会長(63)には、18年、22年W杯招致をめぐる倫理規定違反で6年間の活動停止処分と罰金を科した。ブラッター氏の活動停止期間は、イッサ・ハヤトウ副会長(69)が会長職を代行する。

 ブラッター会長は横領や背任の疑いで、またプラティニ副会長は同会長から11年2月に200万スイスフラン(当時約1億7000万円)を受け取ったとして、9月にスイスの検察当局からそれぞれ事情聴取された。プラティニ氏は今月26日に立候補が締め切られる次期会長選の本命候補とみられていたが、今回の処分でサッカーに関わる活動を禁じられるため、関係者によると立候補できない見通しだ。元FIFA理事で日本協会の小倉純二名誉会長は「候補だったプラティニも鄭夢準も活動停止なら、選挙が成立しないのではないか。欧州が、誰か他に候補を立てられるのか。異常事態だ」と影響を心配した。

続きを表示

2015年10月9日のニュース