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シリア代表危険人物ハルビン 21歳快速長身FW予選3戦3発

[ 2015年10月5日 09:15 ]

W杯察アジア2次予選 日本―シリア

(10月8日)
 日本代表がW杯アジア2次予選で激突するシリアに“危険人物”がいた。決戦の地オマーンへ出発した4日、日本協会の霜田技術委員長が「(シリアは)強い。フィジカルがあって前に何人か速い選手がいる」と明かした。中でも要注意はアルミナバスラ所属のFWオマル・ハルビン(21)。身長1メートル84と高さもある快足アタッカーだ。

 現在、驚異的なペースで得点を量産中だ。A代表では1日に完全非公開で行ったオマーンとの練習試合(2―1)を含め、最近6戦7発と試合数を上回る得点を記録。現在、首位を走るW杯アジア2次予選E組でも3戦3発。所属クラブでも今季4戦3発と絶好調だ。高さ、スピードに決定力を兼ね備えたストライカーを封じることが勝ち点3の条件だ。

 今予選のシリアは全体でも総得点13、失点0と安定感抜群。既に7、8試合の映像をチェックしたハリルホジッチ監督も「驚くのはゴール前の効果性だ」と警戒する。むろん、実力的には日本の上位は揺るがない。霜田委員長も「戦術的には洗練されていない」と話すが、2次予選最大の敵であることは間違いない。

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2015年10月5日のニュース