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ボアテング 古巣ミランの練習参加、シャルケを素行不良で除外通告

[ 2015年10月1日 19:56 ]

 ACミランは9月30日、「ケビン・プリンス・ボアテングが1日から12月31日まで練習に参加する」と発表した。シャルケに所属していたガーナ代表MFボアテングは今年5月、成績不振と素行不良を理由にトップチームから除外通告を受け、その後スポルティング(ポルトガル)やアルイティハド(サウジアラビア)への移籍を模索したが頓挫。そのため、10年から3シーズン所属した古巣に戻って練習することになった。

 シャルケのヘルト強化部長は「我々も話し合って決めたことで練習を再開するのは選手本人にとって良い」とし、「1月には放出する可能性もある」と語った。1日付のイタリア紙コリエレ・デロ・スポルトは「ミランはすぐに修繕(のための補強)に入った」とボアテングを再獲得する意思があると報じ、「本田、スソ、ボナベントゥーラと今のところ誰一人として決め手がいないトップ下の候補になりうる」と報じた。ガゼッタ・デロ・スポルト紙も「16年から1年間ミランと契約する可能性がある」と報じたものの「ミランには同じポジションに選手が多く、ボアテングの高年俸が障害となる可能性がある」と否定的だった。

 ボアテングはミランではアッレグリ元監督(現ユベントス監督)の下でトップ下としてプレー。本田の移籍交渉が進んでいた13年夏に移籍したが、交際相手のイタリア人女性タレントはかつて「ケビンは本田が来ることになったから移籍が決まった」と話していた。

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2015年10月1日のニュース