残留争い直接対決　松本ＶＳ山形はドロー、山形は１７戦勝ち星なし

＜山雅・山形＞前半７分、先制ゴールを決める岩上（右）

Ｊ１第２ステージ第９節最終日 松本２―２山形

（9月23日 松本）
　天皇杯との調整で未開催だったＪ１第２ステージ（Ｓ）第９節最終日１試合が２３日、行われ、年間１６位の松本と同１８位の山形が松本で対戦。２―２で引き分けた。松本は第２Ｓ順位は１５位に上げたが、年間順位は１６位のまま。山形も変わらず１８位。

　“残留争い直接対決”は互いの意地がぶつかり合う熱戦となった。前半７分、松本がキム・ボギョンのスルーパスに岩上が左足で合わせて先制した。だが、３５分に山形はＰＫをディエゴが冷静にゴール左隅に決めて同点に追いついた。

　１―１で迎えた後半３７分に山形は、キム・ボムヨンがペナルティエリア中央付近から右足を振り抜き華麗なミドルシュートを決めて勝ち越した。しかし、ホームで絶対に負けられない松本は、３分後の後半４１分に途中出場の前田が左足で同点ゴールを挙げた。その後もパワープレーで攻め続けたが試合終了のホイッスル。ドローで終わった。

　松本は３戦連続のドロー。山形の第２Ｓ初勝利はまたもお預けとなり１７戦勝ち星なしとなった。