川島 代表構想外!“就活中の浪人GK”試合勘、練習不足に不安

[ 2015年9月18日 05:30 ]

10月の代表戦2試合で構想外であることが判明したGK川島

 昨季限りでスタンダール・リエージュ(ベルギー)を退団したGK川島永嗣(32=無所属)が日本代表の10月のW杯アジア2次予選シリア戦(8日・マスカット)、親善試合イラン戦(13日・テヘラン)の構想から外れていることが判明した。現在は“就職活動”に力を注いでおり、十分に練習ができていない。17日に欧州視察から帰国した霜田正浩技術委員長(48)が、当面の代表招集を見送る方針を示した。

 正GKの座から一転、川島がハリルホジッチ監督の構想から外れた。欧州視察から帰国した日本協会の霜田技術委員長はLINE(無料通話アプリ)で欧州に拠点を置く32歳のGKと就職活動に関する情報交換をしていることを明かした上で、10月のW杯アジア2次予選シリア戦、親善試合イラン戦の処遇に言及。「この前(9月の2試合)、呼んでない以上、次も何らかの理由がないと呼べない」と招集を見送る方針を示した。

 川島は昨季限りでSリエージュを退団。「日本には帰らない。欧州の大きいリーグの中でやりたい」と今季の所属先を探しているが、新天地は決まっていない。7月下旬にはイタリアのノバーラ(セリエB)の練習に参加していたが、シーズン開幕後の現在はトレーニングに参加させてくれるクラブもない。自主トレで体を動かしているものの、生きたボールを受ける機会はなく体調、試合勘ともにトップコンディションには程遠い。

 ハリルホジッチ監督は7月に自身のコネクションを使いフランス2部クラブなどに川島を推薦したが、交渉は決裂。9月のW杯アジア2次予選2試合の招集を見送った際には「残念ながら所属クラブがない」と落選理由を語っていた。川島不在のカンボジア、アフガニスタン戦では西川が2戦連続完封と奮闘。無理をして“浪人GK”を招集する理由はなくなった。

 所属クラブのない川島は移籍期間に関係なく入団が可能なため、欧州で粘り強く所属先を探す意向だ。7月には「出場機会は一つの大きなポイント。いろいろな条件を考慮しながら判断したい」と語っていたが、こだわりを捨てなければ浪人生活がさらに長引き、無期限で構想外となる可能性も否定できない。10年南アフリカ、14年ブラジルと2大会連続でW杯のゴールを守った守護神が、正念場を迎えている。

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