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釜本氏、J1のCSに異論「1年間何をしていたのかと思う」

[ 2015年9月13日 09:39 ]

釜本邦茂氏

 サッカー元日本代表で、日本サッカー協会顧問の釜本邦茂氏(71)が13日、TBSの情報番組「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にゲスト出演し、今季から変更されたJ1の年間王者を決めるシステムに「やり方がよくわからない」と疑問を呈した。

 今季のJ1は11年ぶりに2ステージ制が復活した。年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)は第1、第2ステージそれぞれの優勝チームと年間勝ち点による上位3チームが出場。トーナメントで年間王者を決めるシステムで、今季から導入された。

 J1は2004年まで2ステージ制で(1ステージ制だった1996年を除く)、第1ステージと第2ステージの覇者の対決で年間優勝を決める「チャンピオンシップ」が行われてきた。しかし今季の「チャンピオンシップ」は最大5チームが出場するシステムで従来とは大きく異なり、サポーターなどから異論の声も出ていた。

 釜本氏も全面賛成という立場ではないようで、番組に登場すると「訳が分からんことやってますからね、Jリーグも」といきなり先制パンチ。話題がJリーグに及ぶと「今年のJリーグのやり方がよく分からない」と現状のシステムに疑問符をつけた。「私は文句を言う立場ではない」としながらも、「もっと分かりやすい方法でやってもらったら。(ステージ)1位になったのにトップ同士の試合ができずに負けちゃったら、1年間何をしていたのかと思う」と現場の立場から意見を述べると、野球評論家の張本勲氏(75)も「現場からしたら分かりやすいほうがいい」とうなずいていた。

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2015年9月13日のニュース