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ブラインドサッカー日本は4位、3決PK戦で力尽く…

[ 2015年9月8日 05:30 ]

 日本が4位で大会を終えた。視覚障がい者らで行うブラインドサッカーのリオ・パラリンピック予選を兼ねたアジア選手権は7日、東京・国立代々木競技場フットサルコートで最終日の決勝戦など3試合を行った。パラリンピック出場権を逃し、3位決定戦に回った日本は韓国と対戦し、0―0でPK戦の末、1―2で敗れて4位に終わった。決勝戦はイランが0―0でPK戦(1―0)の末に中国に勝って初優勝、中国は5連覇はならなかった。

 PK戦の6人目で決着が付くと、日本の選手たちはピッチ上でがっくりと肩を落とした。1次リーグでは2―0で快勝した韓国に、PK戦とはいえ敗れて4位。黒田は「しっかりした守りから入って、ある時点でスイッチを入れようということだった。チャンスがなかったわけではないが、決める力が必要」と振り返った。

 大会を通じて1失点と守備は堅固だが、強豪相手に得点できないところは今大会を象徴していた。開催国として出場する5年後の東京への大きな課題だ。魚住監督も「個の能力を高めて組織とかみ合わせるのが重要。16年を目指してきたが、その先は20年を見すえている。メダルを狙っていい形をつくっていきたい」と未来へ目を向けた。

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2015年9月8日のニュース