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日本、5戦ぶり白星もFIFAランク180位のカンボジアに3点どまり

[ 2015年9月3日 21:21 ]

<日本・カンボジア>前半、本田の無回転ミドルで先制

W杯アジア2次予選E組 日本3―0カンボジア

(9月3日 埼玉)
 サッカー日本代表は3日、埼玉スタジアムで行われた18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会のアジア2次予選E組でカンボジアと対戦し、3―0で勝って国際Aマッチ5試合ぶりの勝利を挙げた。

 日本は開始早々から香川、本田らを中心にシュートを数多く放つも、引いて守るカンボジアの守備になかなかゴールを割ることができず。前半28分、ようやく本田の無回転ミドルが相手GKの手をはじいてからゴール上に突き刺さって先制点をもぎ取ったが、まさかの1―0で前半を折り返した。

 後半5分にはセンターバックの吉田が右足で放った低い弾道のシュートが決まって2点目。同16分には香川がようやく右足で決めて3点をリードしたが、それ以上の追加点は奪えなかった。

 日本はシンガポールと対戦した6月16日のW杯2次予選初戦で格下相手にまさかのスコアレスドロー。その後、国内組で臨んだ8月の東アジア杯(中国・武漢)では1勝もできずに史上初の最下位に終わった。

 今回のメンバー発表時には「私の人生で4試合勝ちがないのは初めて」と話していたバヒド・ハリルホジッチ監督(63)。勝つには勝ったものの、試合前に発表された最新のFIFAランクで前回から2つ下げ58位の日本に対し、180位のカンボジアから3ゴールしか奪うことができなかった現実が重い。初戦のシンガポールに続いて、またしても格下に苦戦。8日に中立地のテヘラン(イラン)でアフガニスタンとW杯アジア2次予選3戦目を戦うハリルジャパンにとって、厳しい結果となった。

 

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