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京都 立命大に辛勝で2回戦進出も…指揮官「内容は完敗」

[ 2015年8月31日 05:30 ]

 各地で天皇杯1回戦の残り13試合が行われ、J2京都は西京極で立命大と対戦し、2―2のまま突入したPK戦で辛くも勝利した。120分間の戦いでは決定機の数で大学生に上回られながら、何とか耐えて初戦を突破した。2回戦は9月5日から行われる。

 薄氷の勝利だった。前半9分にMF佐々木のロングシュートで京都が先制するも、徐々に立命大に主導権を握られ、防戦一方となった後半34分に追いつかれる。1―2の延長後半6分にはFWフェホが起死回生の同点弾。どちらがプロか分からない試合展開のまま突入したPK戦は、5人全員が成功し5―3で勝利し何とか面目を保った。

 「試合には勝ったけど内容は完敗でした。ふがいない」と厳しい表情の石丸監督。直近の金沢戦からスタメン7人を変更したとはいえ、大学生に走力だけでなく決定機の数でも上回られ、試合終了間際には相手のシュートをポストに救われた。試合後、京都サポーターからは「立命館」コールがわき起こり、自軍の選手には激しいブーイングが飛ぶ始末。2回戦は流通経大と対戦することも決まった。

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2015年8月31日のニュース